石巻の今 ときどき世界

地元新聞の元記者が石巻・東松島・女川の観光や食、漫画、猫、震災・防災などの地元情報を紹介します。ときどき世界のまち歩きも書いていきます。

サバ、ホヤ、カキなど工夫の加工品がズラリ 石巻フード見本市

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  2019年石巻復興フード見本市が2月20日、石巻市の石巻魚市場で開かれた。石巻フード見本市実行委員会(事務局・石巻商工会議所)の主催。石巻地域の優れた食材や加工食品などを紹介し、販路開拓と拡大が狙いだ。

36社が約500点出展、バイヤーと商談

 今回は36社が水産加工品を中心に約500点を出展した。県内外の流通・販売・外食産業・ホテル・旅館等の食材関連バイヤーが招待され、出展業者は試食を勧めて商品を説明。早速、商談に入る商品もあった。

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                        食べやすく加工された商品が並ぶ

金華ブランド

 石巻は水揚げされる水産物の種類が多様だ。その中で著名なのはカキだが、近年は「金華さば」「金華ぎん(ギンザケ)」「金華かつお」が注目されている。三陸沖は石巻市の牡鹿半島の先端にある霊島「金華山」を目印に「金華山沖」とも呼ばれる。黒潮と親潮がぶつかり合う海域は世界三大漁場の一つだ。石巻では、この漁場から石巻港に水揚げされるカツオとサバ、それに沿岸での養殖ギンザケの中から品質基準にあったものを厳選し、高鮮度処理したものを「金華ブランド」として認証し全国にアピールしている。

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                                 脂の乗った金華さば

こんな商品も

 今回はそのサバとカキ、最近、話題となっているホヤの加工品の多さが目についた。サバは、温めるだけで食べられる個別パックの商品、ホヤは燻製やチーズと重ね合わせたもの、酒蒸し、キムチと絡めたものなど、さまざまな商品があった。

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石巻専修大学と開発の「石巻おでん」 

 魚肉練り製品(笹かまぼこなど)の大産地でもある石巻らしい商品として、「石巻おでん」も出展された。石巻フードツーリズム研究会のメンバーである石巻専修大学石原ゼミと地元水産加工会社のグループが共同開発した。食べるときにサバぶしを粉末にしたものを振りかけるのが特徴だ。既に市販されている。

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                      石巻おでんの試食コーナー

 石巻地方の水産加工業者の多くは、東日本大震災で被災し、復興に取り組んでいるが、販路で苦戦している業者も多い。バイヤーの皆さんには、石巻の食品の良さを全国に紹介し、販売してほしい。

 石巻復興フード見本市のWebサイトに出展業者の一覧と主な商品の紹介があります。ぜひ、ご覧ください。